スタッフの諏訪伸枝です。
いとう眼科では、患者様に寄り添うことを大切にしています。
入社してからずっと教え続けていただいても、今だに出来なかったこと、足りなかった点、患者様の知りたいことにピッタリお答えするにはゴールがなくて、どこまでも人間的な成長が必要だと思わせていただいています。
入社した頃は、事務長が受付業務をしてくれてて、私も新人の頃は受付からやらせていただきました。事務長から、「今のレジの仕方、心を込めて出来てないよ」と何度も(諦めずに!)教えてもらいました。心を込めるってどういうことだろう?と考える場面が沢山あり、まずは動作を一つずつ直そうと思いました。
そもそも、私は元々言葉遣いが悪かったり、早口だったり、お金を受け取るトレーの置き方や電卓の置き方が雑だったり、そんなところからスタートして、あとは声のトーンを変えてみたり、大きな声でレジをしてみたり。
でも、事務長が教えてくれたことは、「患者様の背景を想像する」ということでした。
もしかしたら、その患者様は、車に乗れなくて送迎をお願いしなきゃいけなかったらどう?しかもそれが自分の娘じゃなくて、お嫁さんだったら?仕事してるお嫁さんに送迎お願いしづらいよね。来てから帰るまでの時間だけじゃなくて、その方の往復の時間、更に、今日を迎えるまでに色んな予定を調整してきてくれたかもしれないよね。カレンダーに丸をつけて、この日はいとう眼科さんに行くんだ!って前もって予定立てて、そんな背景のある患者様に、最後レジのときにどんな言葉をかけるの?
だとしたら、いきなり、「今日は〇〇円です」とお会計できないです。お会計なのに、患者様に感謝の気持ちも生まれて、自然とお伝えしたくなる気持ちになりました。
こんなことを、もう15年前のことなのに鮮明に覚えていて、この時に教えてもらったことが患者様に寄り添うための土台となっている気がします。
今は患者様からスタッフ全員のことをお褒めいただくことも増えて、
患者様が「いとう眼科くること楽しみにしてたんだよ!」とか、「今日いとう眼科だから口紅ピンクにしちゃった!」とか、「今日までウキウキしちゃった!」とか、本当に有難いお言葉を直接いただけるようにもなりました。
これからも皆で患者様に寄り添えるように、様々なこと学んで成長していきます!
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