スタッフの原田です。
事務長から本をお借りし、読ませていただきました。
〈賢者の書〉
という本です。
人生を幸福にする9つの教えが書かれている物語風の本です。
主人公が旅をしながら成長していく、という物語でとても読みやすかったです。
1番心に残った章は、目標という章でした。
【人生における成功を、何になるかに求める人は多い。しかし、これになれたら成功、幸せなどという職業は存在しない。なぜなら、成功は職業についてくるものではなく、人についてくるものだからだ。何になるかを目標にしても成功を収めることはできない。まず真剣に考えなければならないのは、どんな人間になりたいのかである。】 (本の一部を抜粋)
将来の目標を、何になりたいか。と考えるのではなく、どんな人間になりたいのか。と考えるのが大切だと、ハッとさせられました。
いとう眼科でも心の勉強会や、日々事務長から心の在り方について教えていただいています。
改めて、確かにそうだよなぁと思わせていただきました。
例えば医者を目指し、医者になったら幸せになれるかと言ったら、医者になっただけでは幸せとは言えません。
本の中で、話を聞くのが好きな若者が医者になって成功し、患者さんは具合がよくなったと評判になり訪れる人が絶えない、という成功を手に入れた若者を見て、次々と医者を目指す人が出てきましたが、若者のように成功した人はいなかったと。医者になれば幸せが手に入ると思っていたのです。
何になるかではなく、どういう人になるのか、、が大切なことに気付いていなかったのです。
もしかしたら、親から○○になりなさい。とか、子供に○○になりなさい。と、言われたり言っていたりしているかもしれません。
大事なのはどういう人になりたいのか、でした。
この職業に就いたら幸せになれる、というのはないのだと。
どんな人間になりたいのか。
想像してみてください。
掃除屋さんであっても、いつも一生懸命で、誠実で、裏表なく、人に優しく、明るく、いつも周りの人から慕われたり、尊敬されている人の方が幸せだなと…。
私もいとう眼科の一員で幸せだなと感じています。
そして、どんな人間になりのかをまたしっかりと考え、心に落とし込み、これからの人生をより良く歩んで行きたいと思いました。
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